明日から夏休み

明日から夏休みとなります。今日3時間目に全校集会を行いました。例年ですと、一学期の終業式ですが、今年度からの二学期制のため、全校集会となっています。夏休みを迎えるにあたり学校長と生徒指導の山添先生からそれぞれ話がありました。校長の話から抜粋・・・・・先日の中学校総合体育大会では、選手の皆さんと応援する人が心を一つにして、チームのみんなを信じ、自分を信じて戦った姿に私も感動しました。試合が終わった瞬間、喜びを全身に表して飛び跳ねている人がいます。その反面、すぐ側には悔し涙を流している人もいます。そんな光景を今大会でも見せてもらいました。勝負の厳しさであるけれども良さでもあります。惜しくも初戦で敗退した人もいると思いますが、スポーツを通して身に付けた体力や精神力、育んできた友情はより充実した学校生活や卒業後の生活につながります。どうか自信をもってこれからの生活を切り開いていってほしいと思います。さて、4月からの生活を振り返って、夏休み前に努力してもらいたいことを2点話します。1つ目は、しっかり勉強してほしいということです。勉強がわからなくなりすこし投げやりになっている人はいませんか。どうせやってもできないんだと自信を失いかけている人はいませんか。「中学生の変わり目は、夏休みを含めた9月以降にある。」このことは、私が直接20年間、何千人という中学生を見てきて確信を持っていることです。良くもなっていくし、逆に悪くなっていく人もいます。もう少し具体的な例を挙げて、話をします。例えば、一年生の数学では、今の時期正の数、負の数を習い、文字式が入ってきたと思います。非常に大切なところですね。なぜ大切かというと、二年生や三年生の人はわかると思いますが、今習っていることが2、3年生の数学では、道具として使う必要があるからです。大工さんがかなづちやのこぎりの使い方を習っているのと同じことです。そのことができなかったら家を建てるいう大仕事は到底できません。まるっきり仕事になりません。みなさんが今、中学校で学んでいる内容は、これからの長い人生で学んでいくことの基礎中の基礎を学習しているわけです。中学生活の慣れから、「適当にやっていてもどうにか暮らせる」といういいかげんさや怠けが実力不足につながり、やがては努力することもあきらめてしまうことにもなるわけです。大切なことは、「自分がその気になって努力する。」ということです。テストですぐに結果が出なくても、テスト勉強を自らするその意欲や姿勢が大切です。9月に行われる前期の期末テストを目標として先生からもらったアドバイスを思い出しながら精一杯努力しましょう。二つ目は、健康で安全な生活を送ってほしいということです。梅雨明け間近ですがこれからが夏本番です。クラブ中の熱中症や食中毒など自分の健康管理に気をつけてください。また、残念なことですが、交通事故やケータイ電話にかかわる事故や事件が発生し、決して安全で安心して生活できるとは限りません。中学生が加害者になったり被害者になったりしている事件事故もあります。危険なところへは近づかない、悪の誘いに乗っていかないようにしましょう。9月初めの集会では、またこうやってみんなで再会を喜び合いたいと思います。元気で一段とたくましくなった姿を見ることを楽しみにしています。

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